Sengoku Basara 2 - Heroesのレビュー
画作りは、戦場の尺度で殺戮を広げる。ただ一人の武者が、画面を埋め尽くす歩兵の波を薙ぎ倒し、旗指物が風にはためき、一門の色をまとった軍勢が隊列で押し寄せる。戦国の世は集団の乱戦となり、その過剰さは、英雄の見得よりも、一撃で払われる敵の数で測られる。
シリーズに期待される鋭い響きの下で、音楽は古い日本の楽器を立ち上らせる。打ち鳴らす太鼓、もの悲しい尺八、箏の弦が歪んだギターのあいだへ滑り込み、電気の荒々しさを封建の色と添わせる。この音の混ざり合いが、遊びの華美な過剰さを、単なる演奏会ではなく武将たちの心象に根づかせる。