Senkutsu Katsuryu Taisen - Chaos Seedのレビュー
画面は地層の断面のように読める。岩を穿った坑道、社として整えられた広間、その場の生気に応じて石を走る光の脈。地下の網の状態に合わせて配色は変わり、深い緑から乾いた茶へと移る。領域が健やかかどうかは、色を一目見るだけで分かる仕掛けだ。
楽曲が汲むのは東アジアの祭祀の音だ。笛、鈴、間を大きく取った打楽器、そして伸びる持続音が、地下に脅威ではなく聖なる気配を与える。その場の均衡が崩れるにつれて主題は翳りを帯び、音楽は雰囲気であると同時に状態を告げる計器としても働く。
出発点の発想が、この分野の常識をひっくり返す。遊び手は洞窟を空にするために降りるのではなく、そこを生かすために潜る。奪いに来るのは外から入り込む者たちの方だ。物語はその場所の年代記の形を取り、訪れる者は再び現れ、老い、その思惑は世代をまたいで明らかになっていく。
魔法の迷宮を造り、守ることは、配置、資源、退けるべき襲撃が絡み合う、風変わりな経営シミュレーションを築く。築き、最適化し、押し寄せる波を生き延びるには、辛抱強い試行錯誤の長い対局がいる。戦略とRPGの中間に立つこの独創的なループが、ジャンルに興味を抱く人が好む寿命を差し出す。