Shadow Tower Abyssのレビュー
キングスフィールドの従兄弟であるこの一人称の探索は、悪夢のような獣たちで際立つ。奈落への下降は、歪んだ生き物の画廊を繰り出す。膨れた体、金属の混じった肉、闇からゆっくり現れ、こちらに向き合う怪物の輪郭。画作りは、有機的な恐怖を先達より遠くへ押し進め、怪物の意匠そのもの、その醜く生々しさを、地底の旅の大きな見どころにする。
武器を手に、一人称視点で息詰まる奈落を降りていく本作は、一歩ごとを勝ち取る、遅く手強いアクションRPGを描く。深層を地図に起こし、朽ちていく装備をやりくりし、生き延びるには、長い時間にわたる根気と手順がいる。フロム・ソフトウェアによるこの重い雰囲気が、カルト的な探索RPGという根強い評価を生む。