Sid Meier's Pirates!のレビュー
伴奏は行動ではなく場所によって定まる。外洋では提琴と手風琴によるホーンパイプ、港ではギターとカリブの打楽器、総督の館へ入れば拍節の整った硬い舞踏楽団。その娘との踊りは拍に合わせて操作するため、音楽そのものが遊びの規則へ変わる。
カリブ海を自由に航海し、船の鹵獲、剣の決闘、商い、財宝探しの間を渡り歩くことが、寄港のたびに新たな目的を差し出すサンドボックスを織り上げる。艦隊と評判を膨らませることが、最後の航海への欲求を絶えずよみがえらせる。ミニゲームの反復はやがて感じられてくるが、この陽気な自由とジャンルの混ぜ合わせが、驚くほどしぶとい魅力を保っている。