Silhouette Mirageのレビュー
強い個性をもつ色彩豊かなスプライト、ゲーム性に結びついた色の遊び、様式化された背景──トレジャーが、視覚的にもメカニクス的にも独創的な2Dアクションを編み上げる。色合いの瑞々しさとデザインの優美さが、独創性にあふれている。洗練され丁寧なこの視覚演出は、印象的なグラフィックの異色作と称される。
半沢紀夫の音楽は作品同様に分類を拒む。裏拍を突く律動、刺すような電子音、極性の切り替えに合わせた唐突な転調。ファンクに寄る曲もあれば、歪んだわらべ唄のような曲もある。この絶え間ない不安定さが、何ひとつ額面どおりではない世界にぴたりと寄り添う。