Skyblazerのレビュー
本作が汲むのは、当時ほとんど使われていなかったアジアの神話的図像だ。腕を何本も持つ神々、宙に浮く寺院、巨大な石像、層をなして描かれる雲。巨大な相手のドット絵はかなりの大きさに達し、モード7はコースを回すためではなく、主人公を世界そのものの上へ飛ばすために使われている。
音楽はこの神話世界に、西洋以外の音階と皮を張った太鼓、そして伸ばされた持続音で寄り添う。喚起されるのは冒険というより儀式だ。戦闘では拍の密度が増すものの、ロックへ傾くことはない。飛行の場面に置かれた軽やかな数曲が、全体として重い響きに風を通している。