Sonic & Knucklesのレビュー
まばゆい色彩、ループする背景、めくるめくスピード──ソニックは、抜群の見やすさのポップなビジュアルの個性を打ち立て、やがて伝説となった。スプライトの丸みと色合いの瑞々しさが、エネルギーにあふれている。陽気で丁寧なこのアートディレクションは、セガのプラットフォーマーの黄金時代を定義し、いまだ古さを感じさせない。
三部作の壮大なフィナーレとして構想された音楽は、ラヴァリーフからフライングバッテリーまでの記憶に残る主題と、忘れがたいタイトル曲を繰り広げる。豊かで独創的なそれは、絶え間ない気概で、ソニックとナックルズの冒険の広がりに寄り添う。この音の達成が、ハリネズミの黄金時代を見事に締めくくる。
ナックルズで壁を滑り、滑空し、よじ登ると、緻密に組まれたステージに新たな軌道が次々と開ける。名高い合体カートリッジは、過去作を拡張することさえ可能にした。速さの先で今なお驚かされるのはレベルデザインの賢さであり、それこそが本作をメガドライブのプラットフォームの頂点たらしめている。
純粋な速さを、滑空と壁登りができるナックルズに持ち替えると、レベルデザインの様相が一変する。ハリネズミには決して見えない道へとたどり着くのだ。突っ走る爽快感は健在だが、自分の経路を切り拓く自由が新鮮な妙味を加える。他のソフトに差し込めるロックオンカートリッジが、楽しみをほぼ無限に広げる。巧妙で速く、尽きることがない。
全速力で駆け抜け、ナックルズでよじ登って滑空し、隠し通路を嗅ぎ当てるたびに、次のゾーンへ突き進みたい衝動が何度でもよみがえる。集めるエメラルド、覚える近道、秘密だらけのステージがやり込みを支える。手応えのある場面が時に流れを止めるが、制御された疾走感とロックオン連結カートリッジの魅力は損なわれない。
猛烈な疾走の先で、本作はロックオンシステムと、異なる能力を持つ二人の主人公を導入し、ルートと暴くべき秘密を増やしていく。すべてのエメラルドを求めて遊び直し、各ゾーンを探ることが、冒険を大きく引き延ばす。この太っ腹さと巧みな再プレイ性が、プラットフォーマー好きの長い愛着を物語っている。