Streets of Rage 4のレビュー
カルト的ベルトスクロールが、躍動する手描きで帰ってくる。ネオンの街、コミック調の鋭い線、はじけるような酸っぱい色彩。メガドライブの精神に忠実でありながら美しく磨いたこの現代的解釈が、名作はルーツを裏切らず蘇れると証明する。
オリヴィエ・デリヴィエールが、ネオンに照らされた夜への痺れる回帰を指揮する。支えるのはシリーズの父・古代祐三と川島基宏。ハウス、ドラムンベース、シンセのパッドがメガドライブの精神を裏切らずに現代化する。引き締まったベースのリズムに合わせて拳が鳴る——叩くほどに脈打つベルトアクションだ。
殴る感触がとにかく明快で、空中コンボがすっきり繋がり、攻め続けて体力を取り戻す仕組みがリスクを誘う。キビキビした展開と正確な当たり判定、手描きアニメが指先に応える殴り合いを生む。今なお気持ちよく、四人プレイでこそ真価を発揮するベルトアクションだ。
一撃ごとに快い手応えが弾け、コンボや投げ、地面から拾った武器を繋ぐ爽快感は即座に押し寄せる。二人以上なら、通りは色彩が炸裂するネオレトロな発散の舞台になる。古典の華やかな再構築は、荒々しいエネルギーと現代的な見やすさを両立し、すぐにもう一度遊びたくさせる。