Suikoden IIのレビュー
戦争に引き裂かれた友情、野望、そして裏切りが、2DのRPG屈指の胸を締めつける物語を成す。怪物と化した幼なじみという宿敵が、その悲劇に、めったに並ぶもののない私的な力を与える。前作よりも広大で、より暗鬱なこの埋もれた傑作は、出会った者すべての心を揺さぶる。
百八人のうち新たな仲間が加わるたびに発展していく城を築き直し、一騎打ち、軍勢同士の合戦、通常戦闘を織り交ぜていく――そんな絵巻では、味方の一人ひとり、転機の一つひとつが先へ進みたい気持ちを呼び起こす。全員集めるという目標が、隅々まで探させずにはおかない。ドット絵は古びたが、物語の壮大さとキャラへの愛着は、長く引き込み続ける。
前作よりも広く、より胸を打つこの第二作は、百八人の英雄集めと自分の城づくりを、いっそう洗練された域へと押し上げる。ミニゲーム、決闘、軍勢戦、サブクエストが、大河のような物語に加わる。ジャンルの頂点としばしば称されるこの豊かさが、愛好家が心ゆくまで育てる寿命を差し出す。