Suikoden IIのレビュー
コナミの傑作の西洋版、幻想水滸伝IIは、稀な洗練を湛えた2Dの美術を広げる。緻密なドット絵、豊かに描かれた街と風景、表情豊かなスプライト、壮大な軍勢の戦闘場面が、一貫して生気ある中世ファンタジーの世界を成す。背景の繊細さと、集めうる百八人の英雄の個性が、物語の広がりを昇華する。本機のJRPGの2D美の頂点。
東野美紀の楽曲は、幻想水滸伝IIの宝の一つだ。西洋の管弦楽、フォークの響き、多彩な民族的色彩を融合し、友と戦の叙事詩を稀な感動と豊かさで彩る。温かな街の主題、勇壮な行進曲、胸を裂く旋律が、並外れて成熟した一枚を成す。それが飾る傑作にふさわしい、記憶に残る音楽作品。
戦争に引き裂かれた友情、野望、そして裏切りが、2DのRPG屈指の胸を締めつける物語を成す。怪物と化した幼なじみという宿敵が、その悲劇に、めったに並ぶもののない私的な力を与える。前作よりも広大で、より暗鬱なこの埋もれた傑作は、出会った者すべての心を揺さぶる。
百八人のうち新たな仲間が加わるたびに発展していく城を築き直し、一騎打ち、軍勢同士の合戦、通常戦闘を織り交ぜていく――そんな絵巻では、味方の一人ひとり、転機の一つひとつが先へ進みたい気持ちを呼び起こす。全員集めるという目標が、隅々まで探させずにはおかない。ドット絵は古びたが、物語の壮大さとキャラへの愛着は、長く引き込み続ける。
前作よりも広く、より胸を打つこの第二作は、百八人の英雄集めと自分の城づくりを、いっそう洗練された域へと押し上げる。ミニゲーム、決闘、軍勢戦、サブクエストが、大河のような物語に加わる。ジャンルの頂点としばしば称されるこの豊かさが、愛好家が心ゆくまで育てる寿命を差し出す。