Super Dodge Ballのレビュー
西側版は学校の部活を各国代表へ差し替えており、そのために上衣、肌の色、紹介画面が描き直されている。競技場を寄りで切り取る構えも絵の大きさも変わらないが、勝ち抜き戦で互いに紛れないよう、代表ごとの色は注意深く選び直されている。
伴奏は競技の吹奏楽めいた調子を取る。意志のはっきりした旋律、角の立った拍、投球のたび戻ってくる短い動機。主題は対戦相手の代表ごとに変わり、様式化された土地の色を借りるため、勝ち上がりの度合いが表示だけでなく耳からも伝わってくる。
ドッジボールが高出力の格闘競技に変わる——相手を狙い、ほとばしる必殺投げを放ち、吹っ飛ばす快感は、単純きわまりなく爽快だ。四人なら試合はすぐに爆笑の混沌と燃える再戦へ。切れ味鋭く、おかしく、猛烈に和やか。白熱の夜のために作られたアーケードスポーツの古典だ。