Super Mario 3D World + Bowser's Furyのレビュー
キャンディ色、ネコスーツ、遊び心ある幾何学のステージが伝染するような陽気さを放つ。やがてフューリーワールドは不穏な火山のオレンジへと転じる。常に澄んだ視認性を保つこの巧みな対比が、マリオ3Dの表現力の豊かさを示す。
横田真人と久保直人の指揮のもと、陽気なビッグバンドのスウィングとタップのリズムが各王国に弾けるような跳ねる鼓動を与え、ジャンプとぴたりと噛み合う。一方クッパ Fury は荒々しい弦へと舵を切り、味わい深い対比を生む。この金管の弾みがアクションに寄り添いすぎて、コントローラーを置いた後もループが頭で鳴り続ける。
壁をよじ登るためにネコスーツをまとう、その一動作に縦方向で読みやすいレベルデザインの巧みさが凝縮されている。短く密度の高いステージは、さっと遊ぶにも四人協力の愉快な混沌にも合う。追加のクッパ無双はマリオがオープンワールドでも息づくことを示す。固定カメラはWii U出自を覗かせるが、全体は今も非の打ちどころがない。
ネコの着ぐるみをまとい、何にでもよじ登り、四人で楽しくぶつかり合う。混沌を前提に作られた3Dステージで、ローカル協力プレイが遊び場と化す。アイデアは休みなく繰り出され、フューリーワールドが爆発的な箱庭を加える。愉快で見やすく気前よく、画面の前に皆を難なく集める。