Super Mario Bros. + Tetris + Nintendo World Cupのレビュー
この筐には、共通点のない三つの絵の文法が同居する。図柄で組まれた配管工の世界、幾何学的な駒の並ぶ抽象的な升目、そして寸胴の選手が走る斜め見下ろしの蹴球場。選択画面がそれらを横並びに見せるため、落差はいっそう際立つ。
三つの音の作りは、同じ音源に対する正反対の使い方を並べて見せる。進行を支える語りの旋律、難度とともに速さを増す民謡の編曲、そして動きに応じて鳴る短い競技の吹奏。一本の筐に収まったことで、三声で何ができるのかという幅が、珍しい形で見渡せる。
最も有名なプラットフォーム、最も病みつきになるパズル、そして白熱のアーケードサッカーが一本のカートリッジに——これ以上に完成された三本立てを夢見るのは難しい。どれも一瞬で手に馴染み、それぞれの奥深さを秘める。行き来すれば、一人でも大勢でも、飽きずに何時間も。決して尽きない、理想の詰め合わせだ。
マリオのジャンプ、テトリスの催眠的な落下、アーケードサッカーを一つのカートリッジにまとめたことで、いつでも「もう一戦だけ」という気持ちが約束される。どのタイトルも更新すべきスコアを掲げ、一つから別のものへ移ることが間断なく意欲を呼び戻す。寄せ集めではあるが、テトリスがあるだけで長時間人を引き込むのに十分だ。