Super Street Fighter II - The New Challengersのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
躍動するポーズの色彩豊かなスプライト、生命に満ちた背景、生き生きとしたアニメーション──カプコンのドット絵が、歓喜に満ちた生気に達する。どの戦士も、色の炸裂のなかで個性をあふれさせる。温かく緻密なこのグラフィックのエネルギーが、2D格闘の黄金時代を讃える。
新たな闘士で体験を豊かにしたスーパー版は、シリーズの名曲を練り直し、ふくらませ、各キャラクターに強い音楽的個性を与える。音楽は、奮い立たせる熱量で、決闘のリズムに寄り添う。この音の大盤振る舞いが、ストリートファイターIIをジャンルの絶対的規範として揺るぎないものにする。
副題のもとに送り出された本作は、新たな参戦者と増強されたロスターを前面に押し出し、一対一の駆け引きを再編する。間合いの読み、必殺技、そしてタイミングは、いずれも手本のような正確さを保っている。豊かでありながら見やすいこの拡張された対戦は、礎を築いた方程式を見事に受け継ぎ、その面白さは少しも衰えていない。
四人の新ファイター、見直された背景、研ぎ澄まされたバランスが、その本質を裏切らずに対戦の金字塔を豊かにする。スーパーコンボを決め、相手を読み、接戦のラウンドを締める満足は即座に訪れる。奥深さは何時間もの鍛錬に報い、初心者を遠ざけない。切れ味鋭く充実し、時を超える。伝説の最も気前のよい版のひとつだ。
四人の新ファイターと洗練されたシステムが、あの伝説の対戦を、切れ味を損なうことなく広げてみせる。一人のキャラを極め、相手を読み、勝利を重ねる——その営みが、一人でも二人でも尽きせぬ意欲をかき立てる。前作たちに肉薄するこの洗練は、時を経てもなお色褪せぬ競技性の引力を保っている。
新キャラ四人を加えた日本オリジナル版は、十六人を一人ずつ究める同じ奥深さを備える。対戦は寿命を無限に延ばし、アーケードは上達と解放のため周回を誘う。伝説の筐体譲りの深みで、格闘好きには今も底なしの修練場だ。