KIDとサクセスが2007年に日本で発売した『SuperLite 2000 Vol.31 - Remember 11 - The Age of Infinity』、SuperLite 2000日本シリーズ第31作。KID『Infinity』三部作第3作『Remember 11』(2004年)の廉価再販。冬山の雪崩遭難と精神病棟という二つの絡み合う物語線で、心(ココロ)と悟(サトル)の二人の主人公が時を超えて身体を入れ替える物語。複数の物語分岐、開かれた謎を備えた、傑作の曖昧で含みある結末を描いた一作だ。
SuperLite 2000 Vol. 31 - Remember 11 - The Age of Infinityのレビュー
SuperLite 2000 Vol. 31 - Remember 11 - The Age of Infinityは2026年でも遊ぶ価値がある?
KIDのビジュアルノベルの廉価再版、Remember 11 - The Age of Infinityは、二人の主人公が時空を越えて体を入れ替える分岐型のSF物語を展開し、めまいのするような筋立てと戸惑わせる結末で知られる心理スリラーです。文章の密度、不安を煽る空気、物語的な野心が、ジャンル好きを惹きつけます。純粋な読み物という形式と日本専売が入り口を閉ざします。歯ごたえあるSFビジュアルノベルの愛好家にとっての印象深い一作です。