Taiko no Tatsujin - Doka! to Oomori Nanadaimeのレビュー
太鼓を手に、お祭りのような空気のなかで、J-POPのヒット曲、アニメの曲、作り直された定番曲の奔流に合わせて拍子を叩く。生き生きと彩り豊かな編曲が所作に寄り添い、心弾む熱量を保ち続ける。この祝祭めいた音楽の大盤振る舞いこそ、太鼓シリーズの伝染する楽しさそのものだ。
色鮮やかで朗らかな世界で、日本のヒット曲やノリのいい音楽に合わせて太鼓を叩く——楽しさは動作を通して伝わり、たちまち人にうつる。操作は即座に飲み込め、全良を狙えば自ずと自分を追い込む。大勢ならお祭りは保証付き。お祭りでとっつきやすく、猛烈にノリがよい、皆を動き出させるリズムゲームだ。
軽快な曲に合わせて太鼓の面と縁を叩く——その触覚的な気持ちよさが即座に次の曲へと駆り立てる。冠を獲得し、全良を狙い、楽曲を解放していく上達は喜びに満ちている。専用の太鼓がなければ体験は損なわれ、収録曲にもばらつきがあるが、このリズミカルな打感は抗いがたいほど心を躍らせる。太鼓の達人ならではの魅力だ。
歴代を通して積み重ねられた桁外れの収録曲が、同じ曲ばかりに戻らずに遊べる余地を差し出す。譜面のひとつひとつを覚え、演奏を磨き、記録を更新することが、数えきれないプレイを満たす。この豊富さと高い技術の天井が、ほぼ無限の再プレイ性を約束する。