Tales of Destiny 2のレビュー
美術は、次の世代を演出する。最初の物語から十八年後、ゲームは昔の英雄たちの子を示す。スタンの息子カイル・デュナミスと、謎めいたリアラが、既知の世界を取り上げつつ新たにする、洗練された漫画調で描かれる。広がった背景、未見の人物、過ぎた時の跡をもつ場所が、老いた世界を見せ、親の遺産が顔にのしかかる。
音楽は、ゲームの空中戦に合わせる。エアリアル・リニアモーションの仕組みは、衝突を空へと、速く垂直な連なりで押し上げ、音楽もこの躍動に従う。持続する律動、活きた高まり、行動を上へ押すぴりついた管弦。以前の作品より速い戦いの主題が、遊びの仕組みの増した機動性と添い遂げる。
物語は、英雄の息子を、運命への戦いの担い手にする。スタンとルーティの子カイル・デュナミスは、謎めいたリアラと手を組み、定められた未来の名のもとに物事の流れを書き換えようとする運命の網と暴君エルレインに立ち向かう。旅は、遺伝の重みと、己の道を選ぶ自由を問う。若者が伝説の父にふさわしいと示さねばならぬとき。
サーガの灯を受け継ぐ本作・続編は、小気味よい戦闘と心ひかれる登場人物に支えられた、息の長い冒険を描く。本筋を進め、戦闘システムを極め、寄り道を探ることが、長い時間を満たす。物語と遊びのこの太っ腹さが、テイルズ好きが味わう寿命を支える。