Tekken - Dark Resurrectionのレビュー
丁寧なリアリズムで造形された戦士たち、華やかな闘技場、練り込まれた光──ナムコの格闘ゲームは、手応えと美しさの双方に心を配る。背景の豊かさとアニメーションのなめらかさが、戦いのひとつひとつを引き立てる。洗練され切れ味あるこの視覚の精緻さが、シリーズの技術的卓越を裏づける。
特定の手足に対応した打撃、横移動、長い空中コンボの連なりを操ることが、携帯機としては驚くべき密度の3D格闘を成り立たせる。膨大なロスターと丁寧な調整が、ほぼ底なしの伸びしろをもたらす。発売時には技術的に目を見張る出来で、この移植は実に見事に古びず、本機屈指の格闘ゲームであり続けている。
3D格闘の滑らかさそのものが、いささかの妥協もなく携帯機にもたらされる——膨大なロスター、豪奢なアニメーション、習熟に報いる移動システム。最初のコンボを決める快感は即座に訪れ、戦術の奥深さは何年もかけて味わえる。壮観で切れ味鋭く気前がよい、本機屈指の格闘ゲームだ。
ファイターを選び、彼の連係を覚え、的確なカウンターを差し込む——一勝ごとに再戦を呼ぶ、キレのある3D対戦が立ち上がる。ゴーストモード、各種チャレンジ、豊富な解禁要素が短い目標と報酬を連ねる。テクニックには相応の打ち込みが要るが、攻防の見やすさと厚いキャラ層が、携帯機でも手放しがたい引力を保つ。