Theatrhythm Final Fantasyのレビュー
植松伸夫とファイナルファンタジー・サーガの不滅の主題を一堂に集め、本作はどの楽曲をも歓喜のリズムの試練へと変える。叙事的な戦いから胸を引き裂くバラードまで、拍子を刻むことが、まったく色褪せぬ情感を蘇らせる。この対話的な音楽の名曲集は、シリーズの愛好家にとって白昼夢のような一作だ。
『ファイナルファンタジー』の音楽の伝説をまるごとリズムゲームに凝縮——壮大な戦いから胸を打つ叙情曲まで、神話的な楽曲の拍子を追えば、即座の感動が走る。愛らしいキャラクターと様式化された演出が、一曲ごとを際立たせる。郷愁に満ち、精密で心躍る。最初の一音からファンを震わせるオマージュだ。
タッチペンでシリーズの伝説的な楽曲の譜面をなぞり、パーティを育て、豊富なカタログを解放していくと、決めた一曲が次の一曲を呼ぶループが生まれる。カードやキャラの収集がプレイを長引かせる。タッチは精度に欠けることもあるが、テーマ曲の情感とリズムの快感が愛好者を粘り強く捉える。
ファイナルファンタジーの名曲をリズムのステージにする本作は、一曲ずつ極めていく数多くの楽曲を並べる。曲を解放し、精度を研ぎ澄まし、スコアを伸ばす遊びに本当の終わりはない。サーガをたどるこの音楽の旅は内容豊かで、リズム好きが味わう寿命を約束する。