Virtua Fighter 2のレビュー
先駆的なリアリズムで3D造形された戦士たち、くっきりとした闘技場、なめらかなアニメーション──本作は、三次元の格闘の限界を押し広げた。描画の優美な簡潔さと動きの的確さが、発売時に見る者を驚かせた。洗練され精密なこの視覚演出は、本機の技術の見せ場であった。
力強く多彩なセガの音楽は、尖ったロックからより異国的な空気まで、闘士の一人ひとりに洒落た主題を授ける。サターンの音源はそこで、決闘の激しさと完璧に噛み合う心躍る力強さを繰り広げる。丁寧で躍動するこの音の大盤振る舞いが、3D格闘ゲームのこの柱を見事に支える。
かつてない緻密さでモデリングされた戦士、目もくらむ実行速度、底知れぬ奥深さのシステム——この3D対戦は、ジャンルの大きな金字塔を打ち立てる。相手を読み、的確な一手を当て、ノーミスでつなぐ満足は、並ぶもののないものだ。歯ごたえがあり優美で尽きない、習熟に報いる格闘ゲームの金字塔だ。
相手を読み、好機に投げを通し、外科手術のように精密な戦闘システムを突く――そんな対戦は、一本取るたびにすぐ次の一本を呼ぶ。キャラを覚え、連係を磨けば際限なくやり込みたくなる。背景の地味さは色鮮やかな必殺技と対照的だが、この技術的な純度が競技としての魅力を損なわず保つ。
本作『バーチャファイター2』のミリ単位の精度を極めるには、数戦どころではない投資がいる。どのキャラも、間合い、読み、忍耐を求めるからだ。連係を覚え、モードを探り、対人戦を延々と重ねることが、対戦を新たにする。3D格闘の先駆けたるこの奥行きが、格闘好きが育てる再プレイ性を支えている。