VVVVVVのレビュー
ソウルアイ——マグナス・ポールソン——はチップチューンを情感の駆動装置に変える。ミニマルなピクセルを背に、推進力ある執拗な旋律が、何度も死ぬ苛立ちを陽気なエネルギーへと転じる。どの主題もエリアに張りつき、もう一回挑みたくさせる。これほど印象を残したインディーのチップチューンは、この一握りの異様に耳に残る曲ほかにない。
跳ぶ代わりに重力を反転させる。たった一つの動詞の上に築かれた一作で、テリー・カヴァナーはそこから狂おしいほど独創的な仕掛けを、決してプレイヤーを欺かずに引き出す。厳しくも公正な難度は、各部屋の読み取りだけにかかっている。レトロな見た目とチップチューンは今も磁力を放つ。短く苛烈で見事、緊迫した短時間プレイ向きだ。
ボタン一つで重力を反転させる操作が、各部屋を神経を研ぎ澄ますパズルに変える。ミニマルな画面のおかげで死は常に納得でき、すぐにやり直したくなる。緻密なチェックポイントと耳に残るチップチューンが、何時間経っても離せないループを生み出す。