Warriors, Theのレビュー
ウォルター・ヒルの映画の翻案であるこの喧嘩ものは、一九七九年の薄汚れたニューヨークを作り直す。画作りは、夜の、荒れ果てた街へ沈む。落書きに覆われた地下鉄、空き地、安酒場のくすんだネオン、ごみの散らばる通り、そこを色とりどりの徒党が渡る。
70年代のニューヨークを映し出す音楽は、汚れて電撃的な空気のなかで、ファンク、ソウル、都市のロックを織り交ぜる。ライセンス曲もオリジナル曲も、街を抜ける夜のギャングの逃走に寄り添う。丁寧で没入感あるこの時代のサウンドトラックが、見事に再現されたカルト映画の風格を作品に与える。
ギャングの首領殺しの濡れ衣を着せられた一団が、たった一夜で我が家へ帰り着くため、敵意に満ちたニューヨークを横断せねばならない。カルト映画を翻案したこの物語は、仲間意識、都市でのサバイバル、そして路上の緊張を、剥き出しのエネルギーで結び合わせる。裏社会の絆へのこの張りつめた潜行は、単なる映画化をはるかに超えている。