Wii Sports Resortのレビュー
島全体が一枚の広告図案のように扱われている。目に見える質感はなく、砂も海も屋根も澄んだ色の塊で、空は雲の描き込みのない諧調だけ。任天堂が描くのは写実的な舞台ではなく旅行案内の折込である。丸い頭に数本の線だけの分身は無理なくそこに収まり、読み取りはすべて量塊と距離に委ねられる。
陽光あふれる島で、フェンシング、卓球、アーチェリー、飛行機を渡り歩く——モーションプラスで動きの精度が飛躍したこの続編は、見事に公式を磨き、広げる。どの活動も一瞬で手に馴染み、思わぬ奥深さを明かす。大勢なら和やかさは保証つき。明るく気前がよく一体感を生む、時を超えたスポーツの精選集だ。
剣で斬りつけ、フリスビーを狙い、飛行機で島の上空を舞う――精密な動作で操るミニスポーツ集では、一つの種目をこなすたびに次が呼ばれる。メダルを獲得し、種目を解放し、満点を狙う行為が、仲間とのプレイを続けさせる。すぐ忘れられる種目もあるが、MotionPlusの精度と多彩さが、和やかで粘り強い魅力を保っている。