Wipeout Pulseのレビュー
ザ・デザイナーズ・リパブリックによるそぎ落とされた未来的デザイン、ネオン、純粋な線──反重力レースが、グラフィックの宣言さながらの趣をまとう。様式の一貫性と抽象的な速度感が、稀なる気品の電子的な美学をつくる。洗練されミニマルなこのビジュアルは、時代を越えても古びることがない。
クラブカルチャーの申し子たる音楽が、テクノ、エレクトロ、ビッグビートを繰り広げ、狂気じみた速度の反重力レースを痺れさせる。どのコースもアドレナリンを煽る尖ったビートの律動に脈打つ。洗練され鋭利なこの未来的な音の個性が、シリーズのDNAに欠かせない一部を成す。
反重力サーキットを目もくらむ速度で駆け抜け、壁をかすめ、カーブの最中に武器を放つ――その操縦は、鋭い反射神経と完璧なコース記憶を要求する。執拗なテクノに乗った未来的な滑走の感覚は、電撃的なままだ。前作より取っつきやすく、それでいて同じく機敏で、その爽快な激しさを少しも失っていない。
反重力マシンが正気を疑う速度で未来的なコースを駆け、敵を崩す武器が飛び交い、切れ味鋭いエレクトロがアクションに張りつく——このレースは純粋なアドレナリンを狙う。エアブレーキとライン取りを使いこなすことが、絶え間ない高揚をもたらす。優雅で速く張り詰めたこの一作は、新コースと新たな選択肢で公式を豊かにし、速さのスリルを際立たせる。
反重力サーキットのカーブを全速で舐めるように抜け、シールドを管理し、ここぞでウェポンを放つ——解禁された種目が次を呼ぶ、催眠的なレースが立ち上がる。コース、マシン、そしてエレクトロのサウンドトラックが記録への挑戦を何度でも蘇らせる。難度の上がり方は急峻だが、スピード感と研ぎ澄まされた美学が、恐ろしくしぶとい引力を保つ。