Wormsのレビュー
芋虫たちは数ドットに切り詰められているが、敬礼、狼狽、落下といった表情豊かな動きが与えられ、それだけで人格を帯びる。階調のついた空の上に色付きの切り抜きとして置かれた地形は、爆発のたび目の前で抉れてゆき、その窪みは決着まで消えずに残る。
伴奏は控えめで、意図して軽い。短い繰り返しが置かれるだけで、芋虫たちの喋る台詞と爆発音に場所を譲る。音の調子ははっきりと喜劇的で、本編の笑いと歩調を合わせ、手番と手番のあいだに悲壮な緊張を持ち込むことを注意深く避けている。
角度を一度刻みで狙い、威力を加減し、バズーカや手榴弾を頃合いで放てば、一手で形勢が引っくり返る砲撃の決闘が立ち上がる。ぶっ飛んだ武器、壊れる地形、即座のリベンジが、とりわけ多人数で、戦いたい衝動を絶えずかき立てる。試合が長引くこともあるが、戦術と混沌のこの均衡が、とんでもなく病みつきになる切れ味を保つ。