Yo-Kai Watch 2 - Fleshy Soulsのレビュー
題名になっている道具そのものが、この作品の操作画面でもある。時計の文字盤は針、硝子、竜頭、円い受け口とともに映し出され、そこへ本当に打刻された硬貨のように描かれた徽章を差し込む。どれにも固有の浮き彫りと金属の質がある。見えないものを映す玉も、金属で縁取られた光学硝子の肌理を保っている。
選択の輪盤が、自前の拍を押しつけてくる。戦いのあいだ、円盤は仲間を前線へ送り出すために回り続け、音楽の下で聞こえるその規則正しい音が節拍器となり、やがて手つきのほうがそれに合わせられていく。戦闘曲が単純な拍子で書かれているのも、この機械の鼓動と衝突しないためである。
時をさかのぼり、街を広げ、友だちにできる数多くの新しい妖怪を追いかけることで、妖怪メダル集めがいっそうの規模とクエスト量で再燃する。仲間を進化させ、隅々まで探ることで冒険が引き延ばされる。戦闘システムは相変わらず操作の自由度が低いが、この豊かなコレクションと愛らしいユーモアが粘り強く引き込む。
時をさかのぼって妖怪の歴史を解き明かす旅は、仲間にできる妖怪に富んだ、いっそう広大な収集RPGを繰り広げる。肉づけされた本筋に、新たな街区の探索や数多くの挑戦が加わり、長い時間引き止める。シリーズ固有のこの内容とユーモアの太っ腹さが、ファンに愛される寿命を差し出す。