Yo-Kai Watch 2 - Psychic Spectersのレビュー
どの妖怪も、日々の些細な厄介ごとをそのまま形にしている。名前を忘れさせるもの、間の悪いときに空腹にさせるもの、先延ばしを促すもの。輪郭はまるく、色ははっきりとし、効き目を悟らせるのに持ち物ひとつで足りる。図鑑はこうして、小さな災難を絵にした目録になる。
召喚には、それぞれ歌われる短い囃子がついている。妖怪の系統ごとに、三つか四つの音の上で数音節を繰り返す短い歌の掛かりが用意され、呼び出しの瞬間に鳴り、しかも進行中の戦いを邪魔しない長さに収まる。系統ごとに違うので、やがて画面から目を離さずとも誰が出てきたか分かるようになる。
時をさかのぼり、街を広げ、友だちにできる数多くの新しい妖怪を追いかけることで、妖怪メダル集めがいっそうの規模とクエスト量で再燃する。仲間を進化させ、隅々まで探ることで冒険が引き延ばされる。戦闘システムは相変わらず操作の自由度が低いが、この豊かなコレクションと愛らしいユーモアが粘り強く引き込む。
冒険を強化した本作は、もとより豊かな作りに、限定の妖怪、追加の章、新たな機能を上乗せする。コレクションを完成させ、街区をくまなく探り、挑戦に挑む時間が、非常に長く積み上がる。シリーズの中毒性あるループに接ぎ木されたこの上積みが、もっとも完成された版にしている。