Zettai Zetsumei Toshi 2 - Itetsuita Kioku-tachiのレビュー
画作りは、災害そのものを背景の主題にする。地震に打たれ、やがて水に沈む街が、遊び手の周りで崩れていく。ひび割れた建物、めくれた車道、火災、上がる水位、宙に漂う粉塵。どの画面も、進行中の災いの兆しを追い、崩壊の尺度を示し、崩れゆく都市の世界のもろさを、手に取れるものにする構図だ。
物語は、遊び手を、壊滅した大都市のただの生存者として置く。戦の英雄からは遠く、廃墟を抜けて逃げ、道すがら出会う生き残りを助け、絶えず続く余震と上がる水位の脅威の下で道徳の選択をすることになる。重く人間くさいこの物語は、生き延びる緊張と、小さな助け合いの所作を、ありふれた世界の終わりの舞台のなかで混ぜる。