Blazblue - Continuum Shift IIのレビュー
戦士たちは一枚ずつ手で描かれている。ここに立体の造形はない。人物ごとに数百枚の絵が引かれ、一枚ずつ着色され、太い黒の輪郭と筆で置かれた濃淡をまとう。だから立体では不可能な変形が許される。速度を違えて流れる幾重もの層に描かれた背景が、この徹底して絵による作りを仕上げている。
ここでの楽曲は伴奏の循環ではなく、正真正銘の歌である。詩、繰り返し、橋渡し、独奏、そして英語の歌唱。人物ごとに一曲まるごとが用意され、しかも制作会社の内部で書かれ演奏されている。一戦の長さは収録曲一つ分にほぼ等しい。この作曲の野心が、対戦をただの勝負ではなく演奏会の様相にする。