Blurのレビュー
美術は、路面に載せたアーケードの文法に拠る。光る円盤がコースに点在して拾う強化を示し、各武器に色がある。衝突弾、地雷、盾、加速の充填が、その弾の炎に至るまで明快な色の符牒で読める。コースは標識を打たれた盤面となり、走行線を把む前に、色で攻防を読む。
真の音の装いは、武器のものだ。衝突弾は当たる低い風音で放たれ、地雷は破裂の前に金属音とともに置かれ、加速の充填は昇る笛の音で空気を吸い、盾は車体の周りで唸る。前面に混ぜられたこれらの戦いの音が、音楽の帯に勝り、あらゆる応酬を、耳が集団のなかで追う衝撃の対話に変える。
リアルなコースで、アーケードレースとマリオカート風の武器を混ぜ合わせる——爆発的で猛烈に切れ味鋭いカクテルが生まれる。ぎりぎりで追い越すため、あるいは攻撃を防ぐためにアイテムを放つ快感が、とりわけ多人数で即座に走る。色鮮やかで速く、対決のために作られた、人にうつる楽しさでジャンルの常識を吹き飛ばすレースだ。