Call of Duty - Black Ops IIのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
2025年のロボット戦争を兵士の目線で描く。装甲四足機やドローンの群れは一瞬で見分けられる輪郭を持ち、対する80年代の任務はアフガンの山岳を馬で駆ける。装備の落差そのものが物語を語る美術だ。
オープニングテーマはトレント・レズナー作。インダストリアルなギターと鈍い鼓動がシリーズ随一の暗さを刻む。本編はジャック・ウォールが軍楽の金管と電子音を織り、ゾンビモードには専用曲まで用意される。
敵役メネンデスは自らの物語の主人公として書かれ、彼を形作った悲劇が群衆とプレイヤーを同時に惹きつける。ストライクフォース任務は敗北を罰せず物語に刻み込む。結果にこれほど重みを持たせたFPSは少ない。
続編は、キャンペーンを左右する選択と、より戦術的な近未来の多人数戦を導入する——伝説的な切れ味は少しも損なわずに。ゾンビモードはさらに充実し、白熱の協力プレイの夜をもたらす。クラスを作り込み、ランキングを駆け上がる快感は相変わらず病みつき。切れ味鋭く豊かで、見事な作り込み。公式を鮮やかに刷新した多人数FPSだ。
分岐するキャンペーンとストライクフォース任務が幕を開けるが、核心は近未来マルチと「Pick 10」クラスシステムにある。武器・パーク・アタッチメントへ十ポイントを自由に振り分ける無限のカスタマイズに、ランク制リーグプレイが加わる。ゾンビはTranZitと、プレイヤー対プレイヤー対群れのGriefモードで広がる。AIは反復的だが、ビルドの自由が休みなく引き込む。