Disaster Reportのレビュー
怪物も超自然もなく、恐怖はここで、自然の災いから生まれる。画作りは、地震に砕かれた島の大都市を描く。持ち上がり裂けた車道、傾く摩天楼、崩れた歩道橋、そして実時間で遊び手の足下の道を描き直す余震。舞台そのものが敵となる、この都市災害の写実が、ビデオゲームでは稀な質の緊張を築く。
物語は、人間の生き延びの試練だ。地震に巻き込まれた記者は、渇きと疲れを管理しながら、廃墟の街を逃げねばならない。その脆さを思い出させる、珍しい仕掛けだ。道中、彼は他の生存者と出会い、遊びは選択を増やす。水を分けるか、助けるか見捨てるか、信じるか否か。