Disgaea 4 - A Promise Revisitedのレビュー
本作は技術の段を一つ上がる。スプライトは明らかに高い解像度で描き直され、これまで示唆にとどまっていた衣裳や表情の細部が読み取れるようになった。魔界は地下牢、行政の広間、地上という層に分けられ、それぞれに基調色が与えられて、いま自分が序列のどこにいるかを思い出させる。
佐藤天平はここで人物ごとの主題に大きな場所を与える。主要な登場人物にはそれぞれ旋律が用意され、静かな場面ではピアノで、対決の場面では総奏で立ち上がる。日本語で歌われる幕引きの歌は、他の部分の過剰さとは対照的な素直な感情で各章を閉じる。
かつて恐れられた吸血鬼でありながら、いまや馬鹿げた約束に縛られたヴァルバトーゼが、腐敗した魔界政府に立ち向かう。奔放な笑いの裏で、物語は忠義、信念、そして矜持を、思いがけぬ誠実さで讃える。歯切れのよいこの風刺が、サーガの語りの才気を鮮やかに受け継ぐ。
魔物の軍勢を極限まで最適化し、議会を組み替えて恩恵や呪文を解き放ち、再びアイテム界へ稼ぎに戻る。戦術のループはそれ自体を糧に、際限なく限界を押し上げていく。仕組みの組み合わせごとに新たな強さの頂が開ける。育成嫌いには反復が見えてしまうが、システムの発想力は戦略家を実に長く引き留める。
長い戦術バトルを通して悪魔を天文学的なレベルまで押し上げることは、真の上限を持たない成長のループを築く。仲間を集め、最適化し、アイテム界を周回する作業は、やり込み派にとって数百時間を満たす。『ディスガイア』シリーズならではのこの度を超えた懐の深さが、シミュレーションRPG好きが果てしなく育てる寿命を差し出す。