Enter the Gungeon: House of the Gundeadのレビュー
本来はアーケード筐体とガンコン向けに作られた外伝で、ダンジョン探索の代わりにレール上の敵の波が押し寄せ、原作の奇抜な武器と弾幕ギャグはそのまま。二人プレイなら数回は爽快に撃ち合える。だが家庭では光線銃も相棒もなく、すぐ飽きが来て原作の奥深さが恋しくなる。ファン向けの軽い挨拶程度だ。
プラスチックの銃を握り、アーケード筐体で敵の波を撃ち尽くす快感が、剥き出しのまま即座に湧き上がる。ガンジョンの世界から来た狂った武器庫と画面を埋める弾幕が、歓喜の混沌を生む。二人なら、慌ただしい協力と笑いが、毎回を忘れがたい一戦に変える。
ガンシューティングのアーケード作として作られたこの外伝は、ダンジョン探索の世界観を、弾とボスを猛烈な速さで撃ちまくる賑やかな射的場へと移し替えている。スコアを稼ぎ、次の波を生き延び、反射神経を磨き直すことが、もう一クレジット入れさせる流れを自然に生む。風変わりな武器と覚えるべき弾幕パターンが一戦ごとに興味を新しくし、撃つ瞬間の手応えは今も心地よい。筐体前提ゆえ遊ぶ機会は少ないが、家庭ではその短いラン感覚こそが引きつける。気をつけたいのは、ハイスコア狙いがつぎ込むクレジットを増やしかねない点だ。