Fire Emblem Fates - Birthrightのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
こちらの側は戸外で、陽の下で戦われる。段になった水田、漆を塗った木の橋、紙の提灯、花びらが戦場の地図を横切る桜。色調は明るい春のもので、柔らかな緑と淡い紅が並び、戦いの多くは天井のない開けた土地で起きる。ここでは空間が呼吸している。敵方の王国とはまさに正反対だ。
劇的なオーケストラと控えめなエレクトロのあいだで、楽曲はボーカル主題「Lost in Thoughts All Alone」へと昇りつめる──胸を引き裂き、忘れがたい。音楽は二つの家のあいだで引き裂かれるカムイの葛藤を際立たせ、戦いの一つひとつを張りつめさせる。見事な歌に支えられたこの情感の広がりが、深く心に刻まれる。
ここで主人公は育ちよりも血を選び、物語はその請求書を免じてくれない。育て、食べさせ、鍛えてくれた者たちが名前のついた標的となり、しばしば戦の冒頭で出くわす。勝利のたびに、まだ自分を名で呼ぶ誰かへの別れが伴う。この道筋の戦術的な楽さは、押しつけられる倫理的な居心地の悪さと激しく食い違う。
レベル稼ぎができ、絆を結び、ユニットを結婚させられる、より入りやすい物語を進めていく――その懐の深い戦術では、マップごとに次のマップが呼んでくる。城を築き、仲間を集める楽しさが、続けたい気持ちを再びかき立てる。二部作のうち最もやさしい道だが、戦略と人間関係のこの妙が、恐るべき吸引力を保ち続ける。
ホシド家に与する道は、入り込みやすくも長く遊べるよう作られた、直接的な戦いの戦術キャンペーンを始動させる。ユニット同士の絆を育み、味方を支え、章を重ねる時間が、幾時間にもわたって引き止める。別の選択肢による高い再プレイ性と相まったこの太っ腹さが、戦術家が好む寿命を裏づけている。