Fire Emblem Fates - Conquestのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
この側の物語は、真昼の光をついぞ見ない王国で進む。松明に照らされた玉座の間、伽藍の穹窿、螺旋の階段、暗い玄武岩を刻んだ城砦。地図の升目までがより冷たい石と長く伸びる影を帯びる。ここでの光はつねに人工のもので、それだけで絶えざる謀略の空気が据えられる。
劇的なオーケストラと控えめなエレクトロのあいだで、楽曲はボーカル主題「Lost in Thoughts All Alone」へと昇りつめる──胸を引き裂き、忘れがたい。音楽は二つの家のあいだで引き裂かれるカムイの葛藤を際立たせ、戦いの一つひとつを張りつめさせる。見事な歌に支えられたこの情感の広がりが、深く心に刻まれる。
誤った側に留まり、内側から作り変える。それがこの賭けであり、作品はけっしてそれを心地よくしない。同意できない命令を実行し、軽蔑する上官をあしらい、露見しないよう密かに救えるものだけを救う。戦場での物資の乏しさは、政治的に残された余地の乏しさとぴたりと対応している。
限られた資源とひねった目標をやりくりすることで、どの戦いも痺れるほど厳しい戦術パズルと化し、完璧な手筋を求めて何度でもやり直したくなる。絆と城に手をかければ、その厳しさもいくらか和らぐ。難度は人を選ぶが、この戦略の純度こそが、熟練の戦術家にとって最も惹きつけられる道にしている。
内側から王国を変えるためノールを選ぶ道は、歯ごたえを求める戦略家に向けた、巧妙な戦術マップを突きつける。一手一手を最適化し、死の取り返しのつかなさと向き合い、絆を育むには、忍耐と再挑戦がいる。バースライトと対をなすこの高められた難度が、戦術好きが心ゆくまで味わう寿命を差し出す。