Ganpuru - Gunman's Proofのレビュー
アルマニックは、寿命を終えつつあるスーパーファミコンを最後まで手厚く扱う。板の擦り切れた西部の町、サボテン、酒場、光に潰された砂漠。見下ろし視点でありながら描き込みの密度が高い。大きすぎる帽子をかぶった小さな主人公、表情豊かな住人、そしてよそから来た生き物たちが愉快な取り合わせをつくる。
音楽は西部劇を演じながら、決して気取らない。合成のハーモニカ、爪弾かれるギター、乾いた打楽器、そして口笛が折り返しの役を担う。町の主題は短く耳に残り、戦いになれば金管の駆け足に変わる。時折混じる奇妙な曲が、この西部が地球のものではないと知らせてくる。