Gears of Warのレビュー
朽ちたブルータリズムの建築、灰色の色調、劇的な光──第一作は、息をのむ一貫性の荒涼たる戦争世界を打ち立てる。重厚なキャラクターデザインと背景のすり減った質感が、男臭く絶望的な美学をつくり、シューター一世代の「グレーと汚れ」のスタイルを決定づけた。
暗く勇壮なケヴィン・リープルの音楽は、重厚なオーケストラと低い合唱を繰り広げ、戦場の荒涼とした残虐さに寄り添う。トレーラーで流れた「Mad World」の名高い物憂げなカバーは、ゲーム史上もっとも印象的な予告編の一つとして記憶に刻まれた。息詰まり映画的な広がりだ。
カバーシステムを定着させた骨太なTPSで、暗く男臭い空気の中、遮蔽物から遮蔽物へと前進し、おぞましい群れを撃ちまくる。武器の重みの感触と、アクティブリロードが、どの戦いにも即座の満足をもたらす。壮観で荒々しく、見事な作り込み。ジャンルを定義し直し、とりわけ協力プレイで輝くシューターだ。
遮蔽に身を寄せ、完璧なアクティブリロードを決め、そのまま近接でランサーのチェーンソーが敵を切り裂く——倒した一個分隊ごとに次を呼ぶ、神経を張り詰めた骨太な銃撃戦だ。カバーアクションの先駆けとして、ローディーランの速度で銃撃をつなぎ、二人協力キャンペーンも競技対戦も絶えず一戦を仕切り直させる。一本道で大味な空気は万人向けではないが、ランサーの心地よい重量感が長く惹きつける。