Gensou Suikoden - Tsumugareshi Hyakunen no Tokiのレビュー
時代ごとに規約がまるごと用意される。衣服の裁ち方、建材、色域が世代を追って移り変わり、古い時代の木と羊毛から、新しい時代の切石と染めた織物へ至る。いま何世紀にいるのかを知るために、日付を読む必要は一度もない。
ひとつの主題が三つの世代を貫き、そのたびに衣を替える。始まりは笛と皮の太鼓、次は弦の合奏、最後の時代には全奏の管弦楽。見知らぬ編成の下から旋律を聞き取ることが、三つの物語が実は一つであると悟るいちばん直接の道になる。
百八の星は三つの世代に配され、物語は相続そのものを主題に据える。最初の時代に交わされた誓いが、二百年後に結果を生む。しかもたいていは、それを口にした者の意図に反して。集団を切り替えることは、決断が年をとる様を眺めることに等しい。