GoldenEye 007のレビュー
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音楽
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『ゴールデンアイ007』は、当時の家庭用機では稀な、抑えの効いた軍事的写実を打ち立てる。ソ連の水力発電ダム、雪深いセヴェルナヤの施設、信憑性ある質感と控えめな照明の工業施設。レア社のアートは地理的な手触りと映画的な諜報の空気を重んじる。家庭用FPSを再定義した、没入的なアートディレクションだ。
ジェームズ・ボンドの世界から受け継いだ、抑えた緊張とスパイの色合いを織り交ぜ、音楽はあらゆる任務を見事な電子的空気で包む。控えめな主題からアドレナリンの高まりまで、稀有な的確さでアクションと潜入に寄り添う。品格あるこの音の空気感は、ひと世代まるごとのプレイヤーを刻印した。
映画を脚色した物語は、味方だった006、アレック・トレヴェリアンの裏切りに直面するジェームズ・ボンドを追う。彼はいまや組織「ヤヌス」の首謀者だ。ソ連のダムから宇宙ステーション「ゴールデンアイ」まで、諜報の筋は007の精神に忠実な潜入と反転を連ねる。伝説となった数々のミッションが支える、堅固な映画的な物語だ。
基地に潜入し、攻め方を変え、創意のために設えられた任務で狙いを定める——一人称シューティングは、ここで記念碑的な礎を築く。だがその伝説を鍛えたのは、慌ただしく忘れがたい四人分割画面だ。一人では張り詰め、大勢では爆笑。一世代を定義したジャンルの柱だ。
基地へ潜入し、攻略法を変え、難度に応じて厳しさを増す任務をこなしていく――スパイの緊張が、より上手くやろうとやり直しへと駆り立てる。画面分割のマルチプレイは、待ち伏せだらけの夜を幾晩も呼び戻す。操作は古びたが、ミッションの巧みさと行動の自由は、確かな吸引力を保っている。
難度で変化する複数目標の二十のミッションを重ねるだけでも、すべて解放するために何度も挑みたくなる濃密なソロが用意されている。だが本作を汲み尽くせないものにしているのは、友と集うたびに新たになる画面分割の対戦だ。充実したソロと伝説的な対戦を併せ持ち、本作は色あせない先駆者という評価を保っている。