Guilty Gear X2 Reload - The Midnight Carnivalのレビュー
手描きの高解像度スプライト、燃え立つようなポーズ、ヘヴィメタルの図像──アークシステムワークスのロックな作風が、ラウンドごとに弾ける。アニメーションのエネルギーとキャラクターデザインの大胆さが、戦いを視覚のライブへと変える。演劇的で猛々しいこの美の一撃は、その輝きをいまも失わない。
石渡太輔の手による音楽は、戦いの様式化された怒りに寄り添う、猛り狂うヘヴィメタルを咆哮させる。歪んだリフと燃え立つソロが、振り切ったハードロックの熱量で、ひとつひとつの対戦を痺れさせる。この第一作で早くも定まった灼熱の音の個性は、やがてカルト的シリーズの代名詞となる。
ロマンキャンセル、空中ダッシュ、ミリ単位のコンボを織り交ぜた鋭い戦闘システムを使いこなす——一戦ごとが絶えず深めたくなる表現の場と化す。キャラやモードを解放することで練習が続く。初心者には技術の壁が高いが、このスタイリッシュな激しさ、魅力的なキャラ陣、荒々しいメタルには恐るべき吸引力がある。
基本ゲームの内容を厚くした改訂版である本リロードは、調整を磨き、ただでさえ目もくらむ戦闘システムに内容を加える。コンボを覚え、各キャラを手なずけ、対戦で勝ち上がることが、数えきれない時間を満たす。調整によって増した奥深さが、競技者が長く生かし続ける寿命を生む。