Guilty Gear XX Slash - The Midnight Carnivalのレビュー
手描きの高解像度スプライト、燃え立つようなポーズ、ヘヴィメタルの図像──アークシステムワークスのロックな作風が、ラウンドごとに弾ける。アニメーションのエネルギーとキャラクターデザインの大胆さが、戦いを視覚のライブへと変える。演劇的で猛々しいこの美の一撃は、その輝きをいまも失わない。
石渡太輔の手による音楽は、戦いの様式化された怒りに寄り添う、猛り狂うヘヴィメタルを咆哮させる。歪んだリフと燃え立つソロが、振り切ったハードロックの熱量で、ひとつひとつの対戦を痺れさせる。この第一作で早くも定まった灼熱の音の個性は、やがてカルト的シリーズの代名詞となる。
ロマンキャンセル、空中ダッシュ、ミリ単位のコンボを織り交ぜた鋭い戦闘システムを使いこなす——一戦ごとが絶えず深めたくなる表現の場と化す。キャラやモードを解放することで練習が続く。初心者には技術の壁が高いが、このスタイリッシュな激しさ、魅力的なキャラ陣、荒々しいメタルには恐るべき吸引力がある。
シリーズの新たな改訂であるスラッシュは、キャラクターを再調整し、恐ろしく技巧的な戦闘システムをさらに豊かにする。新要素を極め、連係を煮詰め、休みなく渡り合うことが、練習をよみがえらせる。ギルティギアに忠実なこの絶え間ない洗練が、対戦好きが味わう寿命を約束する。