Ketsui - Kizuna Jigoku-tachi Extraのレビュー
ケツイは幻想を拒む。装甲車両、石油リグ、攻撃ヘリ、車列が技術図面の乾いた筆致で描かれ、灰色の海とコンクリートの基地が広がる。蠅の群れのように密な緑の敵弾は、この抑えた軍色の中でこそ際立つ。背景が観客に媚びないからだ。
楽曲は音による作戦説明だ。輸送機の機関のように唸る低い持続音、力まずに刻まれる軍隊調の打撃、そして旋律はごく僅か。音楽的な媚びは場違いと判断されたかのようだ。この禁欲が注意を自機の白い一点に集め、相対的な静寂を恒常的な警戒態勢に変える。
ケイブによる純然たる弾幕で、コンマ一秒が命取りとなる弾の幕で画面を覆い尽くす。攻めの連鎖システムの習熟、敵すれすれの立ち回り、常軌を逸した密度の弾幕の読みが、初心者と達人を分かつ。一切妥協しないが理詰めで筋が通り、スコアラーにとっての聖杯であり、パターン系シューティングの頂点の一つであり続けている。
スコアのために至近距離で戦車やヘリを粉砕する——Caveのこの縦シューは、エクストラ版で専用モードと内容をアーケードに加える。道のりは短いが、弾の地獄と接近での稼ぎが、底なしの修練に仕立てる。短さは習熟の探求へと姿を変え、わずかな点も稼ぐために果てしなく遊び直す。