Legend of Zelda, The - A Link to the Past & Four Swordsのレビュー
伝説のハイラルが、16ビットの華やぎをそのままに甦る──煌めく色彩、表裏の世界、そして抜群に見やすいダンジョン。スプライトへの丹念さと背景の創意が、どの画面も小さな絵画に変える。時を超えたこの古典的な気品は、喚起する力を少しも失っていない。
『神々のトライフォース』の不滅の主題を再編曲し、近藤浩治の音楽は、GBAでその英雄的な輝きをすべて取り戻す。ハイラルの平原から闇の世界まで、どの旋律も色褪せぬ気高さで冒険を抱きとめ、フォーソードの競い合いがそれを延ばす。この伝説的な楽曲は、いまもサーガの頂であり続ける。
ハイラルと入り組んだダンジョンを再び巡れば、この16ビット冒険が指標とされる理由が蘇る。探索、巧妙な道具、謎解きが完璧に噛み合うのだ。操作は模範的な精度を保ち、協力プレイの『4つの剣』が楽しみを延ばす。これほど軽やかに歳月を越える名作は数少ない。
二つのハイラルを探索し、ダンジョンの謎を解き、マップを再び開く道具を見つけ出す――発見と成長が途切れなく連続する。隠しハートや秘密がわずかな探索にも報い、フォーソードモードがスリリングな協力プレイを加える。多少の往復はのしかかるが、この冒険の濃密さは、今なお心をつかむ完成度の頂点だ。
一本のカートリッジにゼルダが二作。二つの世界を行き来する『神々のトライフォース』だけでも長時間遊べ、隠し要素探しは尽きない。さらに『4つの剣』は協力プレイで毎回構成が変わり、何度も挑戦したくなる。この贅沢さが探索好きに今も愛される理由だ。