Magic Swordのレビュー
絵づくりのすべてが垂直方向に奉仕している。一階ずつ登っていく塔は、階ごとに描き直される。滴る地下、溶岩の通路、そして水晶の広間。解放した仲間は主人公の後ろに固有のドット絵として現れ、その輪郭を見るだけで、いまどんな攻撃手段を得たのかが分かる。
音楽は登りに合わせて階ごとに緊張を積み上げていく。序盤は低い金管、進むにつれて速まる弦、頂上が近づけばオルガン。曲は短く、切れ目なく続く階層に合わせて作られている。玉座の間の一曲は、ずいぶん高い場所まで来たのだと思わせるために組まれている。