Makai Toushi Sa-Gaのレビュー
日本版で目を引くのは管理の画面だ。人物の一覧は窓いっぱいに広がり、装飾のある枠、詰まった字組み、武器と術を見分ける小さな記号が並ぶ。魔物の肉を食べて姿を変える仕組みには変身の対応表が添えられており、それを眺めること自体が遊びの一部になっている。
この版を耳で際立たせるのは、空白の使い方だ。探索の長い時間は、旋律も打楽器もない、繰り返される低音の線一本の上で過ぎていく。まとまった主題が入ってくるときは、決まって物語の尺度が変わるときだ。塔の頂に添えられた曲は、その中でも最も何も足されていない。