Never 7 - The End of Infinityのレビュー
KIDのInfinityシリーズ第一作、Never7は、柔らかく夏めいた美術を広げる。表情豊かなキャラデザインと、光に満ちた海辺の島の舞台。休暇の空気、澄んだ空、簡潔なインターフェイスが、物語に潜む謎と対照をなす穏やかな枠組みを築く。丁寧で没入感のある、ビジュアルノベルの美学。
Never7は、夏の合宿で六人の若者を島に閉じ込め、やがて時のループと死の予言がすべてを揺るがす。Ever17の先駆となるこのKIDのビジュアルノベルは、恋と逆説を織り交ぜながら謎を少しずつ差し出し、すべてを捉え直す真相へと導く。巧みで心を打つ、分岐する物語。