Pulstarのレビュー
背景は立体計算で作られたうえで固定画として組み込まれ、艦体や構造物には、画素を一つずつ置いていては得られない金属の陰影が宿る。生体機械への傾倒は隠されていない。筋の走った船体、有機的な管、機械とも生き物ともつかないボス。その密度の中で見失われないよう、弾だけは鮮やかな色を保つ。
書法はこの分野の平均よりはっきり暗い。低い持続音の層、伸ばした和音の合成金管、歌える旋律のほぼ全面的な不在。曲は面から面へ張り詰めていく段として働き、各面の最後の敵が現れる直前に訪れる相対的な静けさは、この分野の作品がめったに踏み込まない効果を生む。
R-Typeの正統な後継を自任する本作は、暗記と溜め撃ちでその名声を築いた。どの画面にも、先読みでしか回避できない致命的な罠が潜む。ヴォイサー(オプション)の配置と溜めの加減が、前進と即死を分ける。手強くも公正で、その理詰めの難しさは本機屈指の評価を集めるシューティングへと押し上げた。