Puyo Puyo Sunのレビュー
太陽の登場が画面の読み方を変える。しかめ面の天体が盤の上に居座り、その光が背景の色調を動かし、玉には金色の照りが乗る。コンパイルはこの機に登場人物を残らず描き直し、表情を大きくした。全体には夏らしい明快な色が広がり、前作までとの違いが一目で分かる。
音楽も夏への転回に付き従う。明るくなった音色、ラテン風の打楽器、浜辺の楽隊を思わせる陽気な旋律。反復はあいかわらず短く、恐ろしく耳に残る。危機的な状況に入ると曲は切迫した調子へ傾くが、全体を貫く上機嫌が失われることはない。
同じ色のぷよを四つそろえ、破壊的な連鎖を呼ぶ——連鎖が暴れ出す感覚は、対戦パズルの大きなスリルのひとつであり続ける。太陽が、戦略に刺激を添え勝負を再び拮抗させるボーナスぷよを加える。色鮮やかで弾け、張り詰めた緊張。最初の連鎖から最後まで手を離させない、多人数対戦にうってつけの一作だ。