Rhythm Tengokuのレビュー
絵の方針は徹底した引き算だ。均一な色面、余計な描き込みを省いた切り抜きの人影、動くべき瞬間に読み取るべきものだけに絞られた背景。それでいて課題ごとに固有の世界が立ち上がる。力士から潜水士、踊る生き物まで。この作風の幅広さが、処理の簡素さと鮮やかな対をなす。
つんく♂が手がけたこの作品集は、最も耳に残るポップを、ゲームそのものの原動力とし、単純なのに抗いがたいリズムのプチ試練を次々と連ねる。どの曲もテンポを定め、正確さを純粋な喜びへと変える。ひとつのシリーズの礎となったこの音楽の狂騒は、もう二度と頭から離れない。
すべては耳とテンポ感覚に懸かる。拍にぴたりと合わせてボタンを押せば、ステージごとに即座の満足が訪れる。突拍子もないシーケンスの多彩さと耳に残る旋律が、長く引き込む。難度はちょうどよく、この和製リズムゲームは何度でも嬉々として起動したくなる小さな宝石であり続けている。
馬鹿げていて抗いがたくリズミカルな寸劇に、ぴたりと拍子を合わせて押す——シリーズの真骨頂は、この催眠的な単純さとともにここで生まれる。風変わりなユーモアと耳に残る音楽が、完璧なタイミングを決めようと何度もやり直したくさせる。新鮮でおかしく、たまらなく病みつき。リズムゲームの古典の礎を築いた第一作だ。
次々とばかばかしくなる超短時間のミニゲームをリズムよく叩いていく――短い成功と、すぐ次へ進みたい衝動が連続する。上のランクを獲得し、新たなステージを解放することが、心躍る成長を支える。テンポを外すといらだつこともあり、いくつかのステージは手強いが、このリズム感覚と映像のユーモアは、猛烈に引き込んでくる。